年末年始や夏休みなど家族で長距離ドライブをする事も多い御家庭では、いよいよアルファードを検討されている方も多いのでは無いでしょうか。
いざ心を決めて、購入となるとやはり気になるのは価格面、特に値引きなど気になりますよね。
今回は【値引きや値引き額の相場】をご紹介したいと思います。
目次
マイナーチェンジしたアルファードの価格は?

2017年にマイナーチェンジしたアルファードの価格ですが、最も安い価格帯は300万円台前半から高グレード車種は700万円前半まで非常に幅広いラインナップは用意されています。
以下、具体的な価格を列挙します。
ハイブリッド車はすべて電気式4WDのE-Fourです。
最上級グレードとなるExecutive Loungeは、7,358,040円となっていますが、このクラスだと、現金一括で購入できる方か、3年乗った前期型のアルファードや高年式のレクサスの中堅モデルか海外メーカーの車などの元々査定の高い車からの乗り換えでないと支払いが厳しそうです。
G Fパッケージは、5,529,600円です。
この辺りから、5年ローンの支払いでもボーナス払いと頭金を多めに入れれば検討可能な方もいらっしゃると思います。
Gは、4,975,560円です。
- Xの7人乗りは、4,405,320円です。
- Xの8人乗りは、4,363,200円です。
このあたりのグレードが、現実的なラインであると思われます。
ガソリン車の価格は以下の通りです。
- Executive Loungeの4WDは、7,358,040円です。
- G Fの4WDは、5,400,000円です。
- Gの4WDは、4,434,480円です。
- XのFFは最安グレードで、3,354,480円です。
- Xの4WDは、3,603,960円です。
この辺りだと、年収350万円程度の若手社会人でも手が届きそうですね。

2018年現在、アルファードの値引き額の相場は?

アルファードの値引き状況調査した結果、値引きの相場はそこまで大きな値引きはなさそうです。
最安グレードと、最上級グレードが二倍近い価格差なので単純比較は難しいのですが、一般的には本体価格の10%程度が値引きの目標額となります。
本体値引きが35万円でオプション付きの値引きで40万円をディーラーから引き出せれば、まずまずのようです。
グレードで言うと、ハイブリッドのG Fパッケージで25万円の値引きがあったようです。

ガソリン車のSのCパッケージでは、5万円の値引きと言うとても渋い状況の方もいたようです。
グレードは不明ですが、70万の値引きがあったという情報もありますが、おそらくオプション装備もかなり載せた上での値引き額となります。
グレードが上がれば上がるほど、違いがインテリアやホイールなど車としての性能とは関係ないところにお金がかかっているので価格に対する原価が安く、もしかすると最上級グレードが一番値引き額が大きいかもしれません。
グレードが一番上だからと言って、3,500ccのガソリンエンジンにターボが付くわけではなくハイブリッド車も3,500㏄+モーターという組み合わせのエンジンはありません。

ハイブリッドでどんなに高いグレードでも最安のグレードでも、エンジンは2,500㏄エンジン+モーターでミッションは電気式のCVTです。
2018年現在、アルファードの値引きの方法は?

新車の目標値引き額は約10%ですが、これは自動的に引いてくれる訳ではありません。
商談を重ねて、お互いの信頼関係も築いたうえででてくる価格が値引きになります。
ディーラーも値引交渉は前提でビジネスをしています。
基本的な点を抑えておけばスムーズに交渉ができるようになりますのでご紹介しますね。
交渉は決算月にしましょう。

ディーラーがとにかく売りたい月が、決算月の3月と9月です。
ディーラーにとってこの月は、利益を多少無視しても売りたい月になります。
ディーラーがメーカーから受け取る「販売奨励金」は、3月の決算で、1年の販売台数を統計して決まるのでラストスパートの月になっています。
販売奨励金を見越して、車を売った利益が少なくなってでも販売台数を伸ばしたいと考えるので値引きされやすい月という事なのです。

車の購入を急いでいないのであれば、1月、2月からディーラーに出向いて、3月に購入するのが値引き額を最大限にするための大前提となります。
オプションの値引きは車両本体と別で見ましょう。

新車を買うとき付けられるオプションは、下記の2つがあります。
- メーカーオプション:工場出荷前に取り付けるオプションのことです。出荷後の完成車では変更できません。
- ディーラーオプション:完成車にも取り付け可能な後付けオプションです。ナビやフロアマットが含まれます。
ディーラーにオプションの値引きはお願いした場合、基本的にはディーラーオプションから引かれます。
車両本体価格の値引きをクリアしたら、次はこのディーラーオプション値引きを交渉しましょう。
オプションの値引き交渉を始める良いタイミングは、車体本体価格の値引きが、満足いく値段になってからです。
値引きが決まったら、次は「オプションも付けたのですが、値引きはして貰えますか?」と切り出していきましょう。

ここでポイントは、前のめりなお願いせず、あくまで話の流れの中でさらっと聞いてみましょう。
ライバル車の見積もりを取って競合させる

これはもうどの車を買う場合にも必須の方法です。
アルファードのライバル車、例えば販売店の違うヴェルファイアや、日産のエルグランドの見積もりを取ってきてディーラーに見せます。
そしてアルファードのディーラーにライバル社の見積もりはじめに見せます。

どんなオプションを付けたいかもすぐ分かりますし、競合させて値引きして貰うのに有効な手段です。
諸費用をカットで節約

新車を買うときに、「ここに車を置くところがあるので私は車を購入出来ます」という証明の為に、車庫証明を取らなくてはいけません。
ここをディーラーにお願いすると手数料が発生しますが、この証明書は自分で簡単に取得出来ますので自分で取得することをオススメします。
車庫証明を取る手順は以下の通りです。
- ディーラーに必要書類を貰う
- 必要書類を持って警察署へ提出
- 後日発行される車庫証明を受け取る
自分で取れば2,600円ですが、ディーラーに頼むと15,000円程度かかります。
引っ越しでも、また車庫証明が必要になってきますが、これをディーラーに頼むと2-5万円かかったりします。
また、ディーラーから自宅まで車を届けてもらうと納車費用として6,000円~10,000円程度の納車費用が発生する場合があります。
自分でディーラーに取り行けばこの費用もカットできます。
アルファードは高級車なので値段も400万以上します。

そこで数万円程度の費用カットは非常に小さなものに見えますが、無駄と言える費用は確実にカットして行きましょう。
その1万円で食事に行くなど、何か別の事ができるはずです。
アルファードを購入してから納車時期の目安は?

トヨタの公式サイトで確認すると「アルファードの工場出荷目処」として注文してから通常モデルで5か月以上かかるようです。
Executive Loungeはさらに長く、6か月以上かかるようです。
通常モデルで8月中旬に注文しても、確実に年内の納車は不可能で2月頃に納車となりそうですね。
さらにお盆休みと正月休みは自動車工場は休みですから、必然的に納期に2週間プラスされることになりますね。

しかし海外メーカーのモデルだと納車まで1年待ちという事もあるようなのでアルファードが国産メーカーで人気車種であることを考えるとまだマシな方なのかもしれません。
アルファードの値引きまとめ?

いかがでしたでしょうか?
目標値引きは、各グレードの10%程度を目安に交渉すれば良さそうです。
値引き交渉は、決算月を狙う。競合車の見積もりをぶつける。といった正攻法が良いでしょう。
納期は長めになっているので、気長に待つ覚悟は必要なようです。
アルファードといっても、グレードによって倍以上の値段の開きがありますので、まずは、どのグレードが自分の身の丈に合っているかは決めておくと良いでしょう。